とらきちマネーブログ

国内債券投資の商品別解説①(低金利なので、選別が大切です)

まねきちです。

 

今回は、比較的安全とされる国内債券での運用について紹介していきたいと思います。現在、マイナス金利の導入などを引き金に、超低金利となっている為、一昔前ほどリターンは上げづらくなっておりますが、商品を選べばまだリターンを上げられるものがあると思っております。

 

まず、債券の一般的な商品性について解説します。

 

債券は、国や企業が今後の運営や成長の為に投資家からお金を集めたいときに発行されます。債券には満期が決まっており、満期を迎えるまで、決められた利子を発行した側から購入した投資家に対し支払われます(ほとんどの場合、半年に一回の利払いです)。そして満期を迎えると、最初に払い込んだお金がそのままの金額で投資家に払い戻されます(購入価格が100円でなかった場合、満期に返ってくるお金が購入した時の金額とずれますが、かなり稀なケースです)。

 

満期になったときに投資した金額が戻ってくる商品なので、株式と比べてリスクが低いのが特徴です。先日紹介した分散投資をするためにリスクが高い株式と組み合わせて投資される方や、無くせないお金を運用する銀行や保険会社などが投資しています。債券は国が発行した場合は国債、企業が発行した場合は社債と呼ばれております。

 

具体的な商品の内容を見ていきましょう。

 

最初は一番メジャーな日本国債です。3ヶ月に一度10年日本国債がどのような条件で発行されているのでしょうか。

 

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第356回10年利付国債の入札結果

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上記は最新の10年利付国債が発行された時の条件です。

 

難しい言葉が並んでいると思いますので、簡単にまとめると、

 

  1. 満期までは約10年
  2. 利率は年間0.1%
  3. 債券の特性上満期では債券の価格は100円で投資家に返ってくるが、何やら今回の債券では最低でも購入価格が102.33円(つまり、満期まで持つと100円あたり約2.3円損をしてしまう)。それを考慮した利回りはマイナス0.130%

結論、お金が余って投資をするのに、マイナス利回り(損失)になってしまうのです。何故このような条件でも発行されてしまうのかというと、マイナス金利導入により、銀行などが日本銀行に預けてしまうと、一部マイナスになってしまう為、それならまだマイナス幅が小さいこの債券に投資しようと動くからです。

 

このようないびつに見える国債は日本だけでなく、ヨーロッパでも見られます。特にドイツでは更にマイナス幅が大きいです。 

 

ただ、個人の投資家からするとマイナス金利など関係ないので、この債券に投資するメリットはありません。個人投資家には個人投資家用の【個人向け国債という商品が用意されており、個人投資家の目線に合わせ、プラス利回りを確保してくれています。

 

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個人向け国債は満期が3,5,10年と選べます。上記の通り現在日本国債がマイナス金利にて取引される年限が増えておりますが個人向け国債は0.05%の最低金利保証がついているので、僅かですが、一般的な普通預金金利よりも良い金利を得ることができます。また、1年間保有すると、いつでも価格100円(元本の金額のまま)にて中途解約ができます。ただし、中途解約には直前2回分の利子が差し引かれるペナルティがあります。

 

ただ個人向け国債に投資する個人は利子0.05%を狙っているケースは非常に少なく、狙っているのは各証券会社が打ち出しているキャッシュバックキャンペーン目当てで投資する方がほとんどです。

 

例えば現在、みずほ証券で10年個人向け国債を購入すると、100万円で2000円現金がもらえます。これを金利に直すと1年で解約を前提とすると0.2%です。

 

さらにまとまったお金がある人が1000万円投資すると40000円現金がもらえます。これも金利に直すと、1年で解約前提で0.4%です。普通預金と比べると、かなり条件がよく見えますね。

 

このキャッシュバックキャンペーンは多くの証券会社で現在行われている為、確認してみてください。【個人向け国債 キャッシュバック】などでググるとすぐに出てきます。

 

長くなったので、今回は以上にします。

次回は社債など別の債券について解説していきます。

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個人向け国債かぁ〜